
はしもとみおさんの木彫り作品

新作の「丹波竜」
兵庫県生まれの彫刻家、はしもとみおさんの作品展が、丹波市の美術館で開かれています。
息づかいやぬくもりが感じられる木彫りの動物たち。
躍動感にあふれ今にも動き出しそうです。
会場の丹波市立植野記念美術館には、はしもとさんが手掛けた生き物たちの木彫作品、約200点が展示されています。
テーマは「いきものたちとの旅」。
クスノキを使ったほぼ原寸大の動物や、身近に暮らす犬や猫、旅先で出会った動物など、一匹一匹の個性が丁寧に表現されています。
さらに、作品に触れたり、歩いたりできる仕掛けもあり、子どもから大人まで楽しめる展示になっています。
新作の「丹波竜」は関西初公開で太古の世界を想像しながら木彫りの魅力を堪能できます。
丹波市立植野記念美術館 永山宗史学芸員
「作家のアトリエや森・海 そして宇宙まで、さまざまな場所にいる動物たちを、お楽しみいただけるように展示をしています。やさしく触ってもらえる作品もある。本物そっくりの表現をお楽しみください」
はしもとみおさんの作品展は、12月7日まで丹波市立植野記念美術館で開かれています。