日本でマッチの生産が始まってから2025年で150年を迎え、神戸で記念の式典が開かれました。
11月7日、兵庫県神戸市内で開かれた式典には業界の関係者らおよそ100人が出席しました。
日本でのマッチの生産は1875年に東京で始まり、第一次世界大戦後、主な生産場所は神戸や姫路へと移りました。
1973年に生産量がピークに達し、今も兵庫県は国内シェアおよそ8割を占める他、海外ではホテルのノベルティとしても愛用されています。
式典では、作家の玉岡かおるさんが講演を行い、「国産マッチのルーツを知ることが、神戸の歴史を知ることになる」と語りました。
その後の祝賀会では、兵庫県の斎藤知事らが、祝辞を述べました。
出席者らは、国産マッチの記念すべき年を乾杯で祝っていました。


