真っ白で透明感のある伝統の「出石焼」 来年の干支「午の置物」作りが最盛期

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真っ白な陶器で知られる「出石焼」の窯元では、来年の干支、「午の置物」作りが最盛期を迎えています。

豊岡市出石町の窯元、永澤製陶所では、来年の干支「午の置物」作りが最盛期を迎えています。

この窯元では、50年以上前から、縁起物として出石焼の干支の置物を製作してきました。

出石焼は、江戸時代後期に始まった伝統の焼き物で、白く透き通るような美しさが特徴です。

この干支の置物は、年末の贈答品としても人気があります。

職人が、石こうで作った型枠に粘土を流し込み、固まったら慎重に型から外して乾燥させます。

その後、素焼きし、釉薬を塗って本焼きすると、透明感のある白い馬が完成します。

完成までには、3週間から1か月ほどかかるということです。

永澤製陶所 永澤仁社長

「来年は60年に一度の丙午の年に当たります。丙午、非常に物事が活発に動く年と言われていますので、いろいろな意味で経済も日本の社会もいい意味で、活発に動くような年になればと思って作製いたしました」

干支の置物作りは、12月中旬まで続けられ、約1000個が製作される予定です。

価格は1個4400円(税込)で直売所や土産物店などで販売されます。

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