

尼崎市 松本市長
兵庫県尼崎市は職員の働き方の改善と市民サービスの向上に向けて、2026年1月から本庁舎などの窓口受付時間を30分短縮することを発表しました。
尼崎市の松本市長は、業務の適正化や市民サービスの向上に向けて、本庁舎や各サービスセンターなどの窓口受付の終了時間を来年1月5日から30分前倒しすることを発表しました。
現在、窓口の受け付け時間は午前9時から午後5時半までですが、変更後は午前9時から午後5時までになります。
変更の理由について松本市長は業務終了後の時間外勤務が前提になっている現状や、勤務時間内に職員同士の情報共有の時間が不足していることなど、職場環境の改善が必要だと説明。
また、午後5時以降の窓口利用者が少ない現状や、オンライン申請が増えたことなども理由に挙げ、短縮して生み出した時間をミーティングなどに活用し、市民サービス向上につなげたいとしています。
市によりますと窓口時間の短縮により職員の残業代など年間およそ500万円が削減できるということです。
尼崎市は11月から2026年2月まで市民アンケートを行い窓口のあり方を検証していくとしています。