自民党の高市早苗総裁は21日、第104代の内閣総理大臣に選出されました。

初の女性首相誕生に、大学時代を過ごした神戸の街でも期待の声が上がっています。

石破内閣が総辞職したことを受け21日午後、衆参両院の本会議で総理大臣指名選挙が行われ、自民党の高市早苗総裁が第104代の総理大臣に選出されました。

女性の首相就任は憲政史上初めてで高市新首相の任命式は、先ほど皇居・宮殿で終了し、閣僚認証式を経て自民党と日本維新の会による連立政権が正式に発足します。

神戸大学出身の高市新首相。

学生時代を過ごした神戸の街でも期待の声が上がっています。

街の人

「頑張ってほしいよね 同性として、私同じ年 早苗ちゃん」

学生時代、神戸大学で共にバンドを組んだ同級生も、高市首相に心からのエールを贈ります。

神戸大学時代の同級生　谷口享子さん

「決まった途端よっしゃと涙が出て出て、本当によく頑張ったねという感じ。結婚披露宴に呼んでくれる時に「ドレス入るように頑張ってダイエットしてるねん」と、メールが来たのも、すごく彼女らしくてかわいいなと思いました。ガラスの天井を突き破ってくれたというのは、本当にうれしくてヒラリークリントンさんにも出来なかったことをやったんやなと思うと涙が出る。ほんまに体に気をつけて頑張ってほしいです」

高市首相は今後、臨時国会での、今年度補正予算案の成立を最優先課題と位置付けていて物価高対策を盛り込んだ編成を指示します。