洲本市内で歯科医院を営んでいた男性が生前に収集した、淡路島ゆかりの画家の絵画などを紹介する企画展が開かれています。
江戸時代に活躍した黒田泊庵や白川芝山など淡路島に生まれた画家たちの個性豊かな作品が並びます。
洲本市の淡路文化史料館では、市内で歯科医院を営んでいた髙津全雄さんが、生前に集めた絵画や書状などを展示しています。
27年前に亡くなった髙津さんは、生前、郷土史を研究し、地元にゆかりのある作品などを数多く収集。
2024年8月に家族が、自宅で保管していた126点の収集品を寄贈し、今回は、このうちの18点が、紹介されています。
会場には、江戸時代に淡路島などを治めていた、徳島藩の10代藩主蜂須賀重喜が着用していた羽織なども並び、歴史を紐解く貴重な資料の数々を見ることができます。
この企画展は、会期途中の12月に作品を入れ替え、2026年4月19日まで開かれます。
