コウノトリとの共生を目指し環境に配慮した米作りを行う独自の農業を学び、城崎温泉など但馬の魅力を感じてもらうイベントが豊岡市の出石永楽館で開かれています。

この取り組みは、コウノトリの餌となる生き物を増やすために環境に配慮した米作りを進めている但馬地域の農業を学んでもらおうとＪＡグループが行っているものです。

イベントでは、ＪＡたじまの関係者が、コウノトリの野生復帰への取り組みを通じて行われている農業や観光について説明した他、地元の観光ガイドが出石永楽館の歴史についても解説。

参加者は、農業を取り巻く但馬地域の新たな観光の可能性について、熱心に耳を傾けていました。

また永楽館は、現在上映中の映画「国宝」のロケ地となっていることから、舞台や楽屋の見学も行われ、参加者は写真を撮るなどして、楽しんでいました。

城崎温泉やコウノトリの郷公園なども巡るこのイベントは10月24日まで行われます。