任期満了に伴う西脇市長選と、たつの市長選が19日告示され、それぞれ現職と新人の2人が立候補しました。

西脇市長選に立候補したのは届け出順に、いずれも無所属で新人のIT会社役員・大嶋俊英（おおしまとしひで）さん（63）と現職で、4期目を目指す片山象三（かたやましょうぞう）さん（64）の2人で、12年ぶりの選挙戦となります。

西脇市出身の大嶋さんは市役所の風通しを良くして行政をもっと元気にし、人口減少に歯止めをかけるため教育・子育てに関する予算を増やすなどと訴えます。

片山さんは3期12年の実績を強調。

企業誘致などを進めるとともに人もまちも職場も健康で幸福な都市を目指すとしています。

たつの市長選に立候補したのは届け出順に、いずれも無所属で新人の元県職員・田中基康（たなかもとやす）さん（64）と、現職で、3期目を目指す山本実（やまもとみのる）さん（73）の2人です。

田中さんは全ての世代の人がいきいきと暮らせるたつのを目指し、若者や女性も働きやすい産業都市をつくっていくなどと訴えます。

現職の山本さんは人口減少対策として企業誘致を進め、雇用を生み出していくことが重要だと訴えます。

西脇市長選とたつの市長選はいずれも10月26日に投開票されます。