神戸市とオーストラリアのブリスベン市との間で中学生を派遣する取り組みが5年ぶりに再開し、ブリスベンの生徒たちが市内の中学校を訪れました。
神戸市立太山寺中学校の生徒たちに迎えられたのは、オーストラリアのブリスベン市にある学校に通う生徒8人です。
姉妹都市である神戸市とブリスベン市の生徒を相互に派遣するこの取り組みは、国際交流を通じて幅広い知識や経験を身につけてもらおうと1988年から始まりました。
2020年からは、新型コロナの影響で中断していましたが、姉妹都市を提携して40周年となることし、5年ぶりに再開されました。
この日は、はじめにブリスベン市の生徒が習字を体験。
太山寺中学校の生徒のアドバイスを受けながら思い思いの言葉をひらがなで書き、日本の文化に触れていました。
【ブリスベン市から来神した生徒は―】
「この街のいろいろなことが知りたいです。特に震災からどのように復興してきたのかを学びたい」
【太山寺中学校の生徒は―】
「お互いの文化の違いを見つめ合いながら楽しく過ごしていけたらと思う」
ブリスベンの生徒は、9月19日まで神戸に滞在し、日本の学校生活などを体験するということです。
