丹波篠山市で大学生が環境保全活動を学ぶツアー

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  • 網を使って住吉川ですくったエビ

自然や生き物に触れ、環境を守る活動を大学生に体験してもらうツアーが兵庫県丹波篠山市で行われました。

丹波篠山市は、国内外にまちの魅力を発信する「丹波篠山国際博」の取り組みの一環として、大学生を対象に、市の環境保全活動を学んで、体験してもらうツアーを実施しています。

9月9日から行われているこのツアーには近畿大学農学部の44人が参加し、まず、丹波篠山市の酒井隆明市長から自然あふれる市の魅力が伝えられました。

また、市の職員から、地域の環境保全活動に関する説明を受けた生徒たちは、市内を流れる住吉川で水辺の生き物の生息状況を調査しました。

住吉川では魚が川の上流へ上りやすくするための「魚道」の設置が進められていて、学生たちは、網ですくったエビや魚などを観察し、熱心な取り組みによって守られた生物の多種多様性を体感していました。

環境保全活動を体験するツアーは2026年3月まで開催されていて、市は、参加する学生の交通費や宿泊費を補助する制度も取り入れています。

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