六甲山を舞台にした現代アートの祭典「六甲ミーツ・アート」が8月23日から始まるのを前に、一足先に報道陣に公開されました。
六甲山の自然を感じながらアートを楽しむ「六甲ミーツ・アート」は六甲山の活性化を図ろうと2010年にはじまり、ことしで16回目を迎えました。
2025年は9つの会場を舞台に、およそ60組のアーティストが参加しています。
こちらは、展示会のメインビジュアルでもあるアーティスト・奈良美智さんの作品。
粘土で作られた少女のおぼろげな目が「平和」を訴えかけています。
また、お笑い芸人天竺鼠の川原さんによるユニークな絵画や松蔭中学・高等学校の美術部による作品など、自然と融合した様々なアートが六甲山に散りばめられています。
この他、「風の教会」では、阪神淡路大震災で被災した建造物の模型が、祈りを込めて放たれたランタンのように静かに漂います。
涼しく快適に散歩をしながら芸術を堪能できる「六甲ミーツ・アート」は、あすから11月30日まで開かれます。
