
「そろばんグランプリジャパン」の様子

よみあげ算で日本一に輝いた中谷正明君

そろばんを使った計算の日本一を決める大会が兵庫県神戸市で開かれました。
読み上げられる数字に選手らは即座に反応しそろばんをはじいて計算していきます。
兵庫県神戸市長田区で開かれたそろばん日本一を決める大会「そろばんグランプリジャパン」には7歳から75歳までの約330人が全国から集まりました。
掛け算や割り算など6種目で競う総合競技をはじめ、スクリーンに映し出される数字をそろばんを使わずに計算するフラッシュ暗算の日本一決定戦なども行われました。
このうち、全年代で競うよみあげ算の種目では高速で読み上げられる億や兆単位の数字を正確に計算した千葉県の小学5年生 中谷正明君が日本一に。
この競技で小学生が優勝するのは初めてだということです。
【よみあげ算で日本一に輝いた中谷正明君】
「去年2位だったので、ことしは日本一取りたいなと思っていたので、優勝できて嬉しかったです。普段は大体3時間ぐらいそろばんやってます。将来の夢はそろばんの先生です」
会場では0・01秒を競う白熱した戦いが繰り広げられていました。