兵庫県内にある旅館やホテルの女将と斎藤知事が懇談し、神戸空港の国際化に伴う県内への誘客などについて意見が交わされました。
懇談会は7月7日、神戸市内のホテルで開かれ、兵庫県旅館ホテル生活衛生同業組合「女将の会」の会員10人と斎藤知事らが出席しました。
神戸空港では、2025年4月から中国や韓国、それに台湾の5つの都市を結ぶ国際チャーター便の運航が始まり、2030年前後には、国際定期便が就航する予定となっています。
懇談会では、神戸空港が国際化したもののインバウンドの誘客が伸び悩んでいる状況が課題としてあげられ、女将たちは「海外に向けた観光プロモーションを行っていくことなどが必要」と話しました。
また、大阪・関西万博が終了した後の県内への誘客についても話し合われ、県が万博に合わせて展開する「ひょうごフィールドパビリオン」によって整備された受け入れ体制を活用することなどが確認されました。
この他、懇談会では2025年5月に城崎温泉の老舗旅館で発生した火災に対する復興支援の現状も共有されました。
