2010年神戸市北区の男子高校生殺害事件 弁護側が最高裁に上告

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2010年に神戸市北区で男子高校生を殺害した罪に問われ、1審・2審ともに懲役18年の判決を受けた当時17歳の男について、弁護側が判決を不服として最高裁に上告したことが分かりました。

2010年10月、神戸市北区で当時高校2年だった堤将太さん(当時16)が刃物で複数回刺され殺害された事件では、当時17歳だった男が、事件からおよそ11年後に逮捕されました。

その後、殺人の罪で起訴され、1審の神戸地裁は男の殺意を認定した他、完全な刑事責任能力があったとして懲役18年を言い渡し、2審の大阪高裁も1審判決を全面的に支持し、弁護側の控訴を棄却しました。

大阪高裁によりますと、6月30日付で、男の弁護側が判決を不服として、最高裁に上告したということです。

上告を受け、将太さんの父・敏さんはサンテレビの取材に対し「罪を償う気がない、人を殺したことを悪いと思っていないのではないか。最高裁には上告を受理しないよう求めたい」とコメントしています。

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