お盆のシーズンを前に、線香の生産が日本一の淡路島では、早くも線香作りがピークを迎えています。
線香の生産量日本一を誇る淡路島では、お盆に向けて例年、梅雨のシーズンから生産量が増えていきます。
淡路市の老舗「菊寿堂」でも連日、線香の生産と出荷に追われています。
線香の製造技術は江戸時代後期に大阪・堺から導入されたもので、漁師の冬場の副業として定着していきました。
淡路島の線香はタブの木の皮の粉末を原料とし、ビャクダンやジンコウといった香木の粉を練り合わせて作られます。
線香の形に整えられると、丸1日乾燥させたのち箱詰めして出荷されます。
この会社では6月から8月上旬にかけてが出荷のピークだということです。
