矢田川の自然を守る 香美町で小学生が稚アユ放流

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6月のアユ漁解禁を前に、兵庫県香美町の矢田川で、地元の小学生がアユの稚魚を放流しました。

稚アユの放流は、矢田川の自然を守るとともに児童たちに地元を流れる川に親しんでもらおうと、矢田川漁業協同組合香住支部が毎年この時期に実施しています。

27日は地元の香住小学校3年の児童52人が集まり、漁業組合の職員からアユの生態や矢田川の自然について学んだあと、体長10センチほどに育った稚アユおよそ2000匹を放流しました。

日本海に注ぐ清流・矢田川はアユの生息に適した自然環境が保たれていて、近年は関東地方や中国地方からの釣り客も多く訪れるそうです。

矢田川のアユ漁は6月1日に解禁を迎えます。

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