障害者の雇用に積極的に取り組む中小企業を評価する「もにす認定」に、神戸市西区の機械メーカーが選ばれ、15日、通知書が手渡されました。
認定通知書が贈られたのは、神戸市西区に本社を置く「福原精機製作所」です。
Tシャツやポロシャツなどの生地を作る丸編機を日本で唯一製造していて、国内シェアほぼ100%を誇るメーカーです。
福原精機製作所では、主に事務作業や部品の金属加工の現場で障害者を雇用しています。
今回、全体の7%を超える障害者の雇用率や離職率の低さなどが評価され、厚生労働省が中小企業を評価する制度のうち、障害者雇用に積極的な事業所に贈られる「もにす認定」を受けました。
この制度が認定されるのは兵庫県内では12社目、神戸市西区の企業では初めてだということです。
福原精機製作所は、認定を機に障害のありなしに関わらず働きやすい環境であることをアピールしていきたいとしています。