住宅地が15年ぶりに上昇に転じる 基準地価発表

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土地取引の基準となる地価が発表され、兵庫県内では住宅地が15年ぶりに上昇に転じました。

基準地価は7月1日時点の調査をもとに公表される土地の価格で、兵庫県全体の平均は前の年と比べ、住宅地が、プラス0.6パーセントと、2008年以来15年ぶりに上昇に転じました。

商業地は2年連続、工業地は3年連続上昇しています。

住宅地の最高価格は、芦屋市大原町で、1平方メートル当たり65万5000円、商業地の最高価格は、三宮センター街の神戸市中央区三宮町で、1平方メートル当たり、645万円。

工業地の最高価格は、東灘区御影塚町で、1平方メートル当たり18万5000円となりました。

住宅地で上昇率が6.5パーセントと最も高かったのは、阪急とJRの駅から近い神戸市灘区楠丘町です。

県内では、依然、都市部と地方との二極化が進んでいるものの、商業地では、観光業の回復傾向を背景に中播磨や丹波地域で下落から上昇に転じました。

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