無免許運転隠そうと交通反則切符に職場の同僚の名前 有印私文書偽造容疑などで男逮捕

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4年前、神戸市中央区の道路で無免許運転を隠そうと交通反則切符に職場の同僚の名前で署名したなどとして兵庫県警は、きょう神戸市に住む自転車販売業の男を逮捕しました。

有印私文書偽造と行使の疑いで逮捕されたのは、神戸市須磨区に住む42歳の自転車販売業の男です。

警察によりますと男は2019年9月、神戸市中央区八幡通で乗用車を運転中、歩行者の横断を妨害しました。停車を求めた警察官から取り調べを受けた際、無免許運転を隠そうと「免許証を家に忘れた」などと説明したうえ、反則切符に当時の職場の同僚の名前で署名し、自分の指印を押して文書を偽造し、提出した疑いがもたれています。

元同僚の男性が、ことし3月、免許更新の通知はがきを受け取った際、「ゴールド免許」にもかかわらず、「違反者講習」の案内が来たことから発覚し、警察は、きのう、男を道路交通法違反(無免許運転)の疑いで逮捕し、その後、釈放していました。

警察の調べに対し、男は「歩行者妨害の交通違反で警察官に止められた際に元同僚の名前を語って違反切符を切られたことに間違いない」と、容疑を認めているということです。

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