空き部屋を有効活用 団地でエビやヒラメの養殖

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神戸市垂水区で団地の空き部屋を活用してエビやヒラメなどの養殖が始まり、9日、報道陣に養殖場が公開されました。

神戸市垂水区にある新多聞団地。元は診療所だった建物を活用して行われているのは、海産物の陸上養殖です。待合室だった場所では、バナメイエビが飼育されています。

この取り組みは、「UR都市機構」や陸上養殖を手がける「ウイルステージ」などが、空き部屋の有効活用を目的に始めたもので、現在は、エビ、ヒラメ、カワハギの3種類が飼育されています。

水槽は、水をろ過して循環する水質浄化システムを採用していて、排水の必要がないため環境への負荷が少なく、病原菌などが混入するリスクも抑えられるということです。

UR都市機構によりますと、食べられる大きさにまで成長するにはエビで半年程度、ヒラメとカワハギは1年程かかるということです。

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