補助輪繰り返し使用による劣化 六甲ライナー車両故障の原因判明

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2022年7月に起きた 六甲ライナーの車両故障について、運行する神戸新交通は、タイヤの内部にある補助輪が破損したことが原因だったと、4日、発表しました。

2022年7月4日午後11時すぎ、兵庫県神戸市東灘区の六甲大橋の上で、六甲ライナーの車両故障が発生しました。
この故障により、7月5日にかけて、利用客およそ3万4000人に影響が出ています。

運行する神戸新交通は、車両を製造するメーカーと調査を行い、故障の原因がタイヤの内部に組み込まれている補助輪を繰り返し使用したことで起きた劣化によるものだったと、4日、発表しました。

補助輪は、パンクした際にすぐに走行できなくなる状態を防ぐもので、樹脂製。
34年にわたって使用されていたということです。

神戸新交通は、補助輪をアルミ製のものに交換するなど、再発防止に努めるとしています。

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