【阪神】「アレに向かって!」、岡田彰布監督の“スタジオ全発言”

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  • 熱血!タイガース党』に出演した岡田彰布監督/10月28日(サンテレビ スタジオ)

  • 岡田彰布監督

阪神タイガースの岡田彰布新監督が10月28日、サンテレビの番組『熱血!タイガース党』に生出演し、チームの現状分析、来季への抱負などを語った。

■あしたから「アレ」で

――秋季練習、初日の訓示は

ほとんど知らない選手ばかりなので…(監督として)一緒にやったのは西(勇輝)だけかな、オリックスで。そういう意味で、ちょっと見させてもらうと(言った)。
当然、1年目から優勝を狙っていくと。きょうで「優勝」という言葉は、「アレ」としか言わないとその時に言った。きょうで「優勝」は終わり。あしたからは「アレ」にすると(言った)。

――久しぶりの現場は

グラウンドで見ると、選手の動きとか、スタンドレベルとは違った面が見えてくる。

――疲れてないか

そら疲れてますよ(笑)。ずっと立ってるとふくらはぎが張る(笑)。

――就任して何が変わったか

ユニホームを着たら引き締まる。責任とか全然違う。何とか選手のいい所を見つけて引き出してやろうという見方になってくる。

■高めに投げろ

――秋季練習では打撃指導も

(打つポイントを)ボール半分ぐらい(前にしようと)ね。見てると(阪神打線は)ストレートに弱い。刺されすぎよね。タイミングの取り方もあるが、苦しいよね、打ってるポイントが。

――投手陣には

この時期は低めに投げるなと(言った)。この時期は高めにスピンのきいたボールをどんどん投げろと。まずストレートを磨く。自分のストレートのレベルをもう一段階上げる。低めとか変化球とか投げる必要はないと(言った)。

――指導が具体的

(この時期は選手は)体ができているので、気づいたことをどんどん言おうと思っている。11月の安芸キャンプでもね(言う)。2月(の沖縄キャンプ)だと間に合わないでしょ。

■今岡コーチを“明言”

――和田豊氏に「いつまでネクタイしとんねん」と二軍監督を要請

今のコーチ陣とか見ても、経験の部分がね(少ない)。選手だけやなしに、コーチとかも、教えていかなくてはいけない部分がある。そういう意味では、(和田氏には)ネクタイばっかりしているから、やっぱりユニホームだろうと(言った)。

――コーチ陣への期待は

1軍(コーチ)にしても若くなった。(1軍)打撃コーチが(水口栄二コーチ)1人だが、もう少ししたら発表すると思うが、今岡(真訪=まこと氏)をね、呼ぼうと思ってる。いまあまり体調良くないということで、きょうも電話で話したが、1月から大丈夫と言うことで……。

■岩崎はセットアッパーで

――日本ハムからトレードで、渡邉諒・高濱祐仁の右打ち内野手を獲得

右というのが大きい。就任が決まった時に一番最初にもらったのがこのトレードの話だった。新庄(日本ハム監督)が江越を欲しいというか、再生するというかね。いいトレードになればいい。こっちも補強というか、左が多い中で右2人だから戦力になると思う。

――岩崎が国内FA権を行使して残留

秋季練習初日にグラウンドで会った。良かったと思う。今年は、開幕から7回・8回セットアッパーとして、(岩崎も)そういう気持ちでスタートしたと思うが、それがケラーの具合でクローザーとなって、防御率は1点台(1.96)で終わったが、ちょっと不完全燃焼で、今までで一番成績が悪いのではないか。防御率は抜きにしても1勝6敗というのがね。FAで残ってもう一度……。後ろ(クローザー)はちょっとね。一番合ってるのはセットアッパーではないかと思う。役割りを明確にして、戦力としてやってもらったら、十分に大丈夫と思う。

■開幕投手まだ早い

――昨季の先発陣は

青柳(13勝4敗)の貯金9はすごい。2年連続最多勝だし。全然心配していない。9勝が(西勇輝と伊藤将司の)2人と言うのはね。2ケタ(勝利が)3人は欲しいね。規定投球に達して3人ですね、最低。

――先発ローテーションは

いや、まだ。外国人(投手)が決まってないのでね。

――左の先発は伊藤だけ

左ねえ…。いるのに越したことはないけど、キャンプ中にだれか若いピッチャーが出てきてくれたらと思うけど、どうかなあ、右ピッチャーの方が力があれば、当然(先発は)右になる可能性が高い。

――来季の開幕投手は

それはまだ早いよ

■盤石ではない

――リリーフ陣は

(リリーフ陣の勝ち負けを合計すると10勝20敗)
借金10個あるんよね。びっくり、僕も気づかなかった。防御率の割に負けが多い。接戦で勝ち切れなかったゲームが多い。それとエラーね。エラーが絡んで、自責点になっていない負けが多い。
優勝チームにはリリーフで10勝近くする、1点負けている場面で投げたら、なんか逆転して勝ち投手になる、そういうピッチャーが必要ですよ。今年は、ヤクルトの木澤(9勝3敗8ホールド)かな。6つ、そこで貯金つくれたら、ものすごく大きい。

――リリーフ陣は盤石では

盤石ではない。すごい「3人」を見てきてるから。そこまではいってない。

――JFKのような3人固定は

連投はきついので、3人でいいところを4人5人作って休ませながらとかね。いま野球が違うからね。ピッチャーは何人いてもいい。

■2人は、どしっと

――大山1塁、佐藤輝3塁で固定

この2人はチームで一番、バットで貢献しなければいけない選手。バットに専念できるように、「ああ、きょう、どこ守るんだろう」じゃなしに、どしっとね。打順にしても、2人はクリーンアップを打たなければいけない。

――4番は

まだ決めてないが2人のどちらか。決めるポイントは……2番・3番の兼ね合い、右左とかいろんな(要素がある)。数字で決めるものではない。たくさんホームランを打った者が4番とか、そういうのはない。チームのみんなが4番はこの選手だと認める選手に、自然になっていく。

――1番は近本

中野の出塁率3割(.301)はないわね。フォアボール18個はいくら何でも少ないでしょ。近本は(フォアボール)41個。最低でも50個以上取って、(出塁率)4割近くいってくれたらいいが……。3割7、8分くらいの出塁率があれば、クリーンアップの前にランナーがたまる。(近本の昨季出塁率は.352)

■「ショート打て」は欲張り

――キャッチャーは

100試合以上は(1人に)固定したい。

――二遊間は

毎年、(二遊間の選手を)取ってるから、10人ぐらいいるんやね。あしたから二遊間を徹底的に練習しようと思っている。キャッチャーと同じで、(二遊間も)100試合以上は(固定の)このコンビで行きたいというのはある。あんまり違うポジション守ってると責任逃れできるみたいなね。オールマイティの選手は1人か2人でいい。

――中野はセカンド

中野のバットは必要。(中野は)最初セカンドをやっていた。肩とか、スタンドから見ていて、あの守備位置ではピッチャーかわいそうだなというのあったし。肩に自信のある選手は後ろ(の位置で)守るし、守備範囲も広くなる。
いまフェニックスで小幡にショートをさせるように言っている。肩とか、いろんな守備の面で緒方の評価、ものすごくいいね。

――ショートは守備重視

そんなん、ショートまで打ったら何点はいるかわからへん(笑)。みんなが打って守るのは欲張りよ。

――最後に来季の抱負を

来季ですか…まだ(練習を見て)4日なんですよね。11月にキャンプやって、元気な選手の姿を見て、2月にキャンプイン……勝つために、このメンバーでという選手を絞って。最終的には「アレ」に向かってね、喜びを分かち合いたいと思いますね。

(浮田信明)

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