合成麻薬MDMAを密輸しようとしたとして、神戸税関は9日、ベトナム人の男を神戸地検に刑事告発しました。
関税法違反の疑いで神戸地検に刑事告発されたのは、尼崎市に住むベトナム国籍の男(28)です。
神戸税関などによりますと、男は去年11月、オランダから国際小包郵便物を利用して合成麻薬MDMAおよそ5000錠、末端価格で2500万円相当を販売目的で密輸しようとした疑いが持たれています。
MDMA5000錠はサプリメント用のボトル3本に分けて入れられていたということです。
この事件を巡って男は、8月までに麻薬取締法違反の疑いで逮捕・起訴されていて、調べに対し黙秘しているということです。