5日、兵庫県神戸市北区にある特定抗争指定暴力団神戸山口組の組長の自宅に銃弾が撃ち込まれた事件で、拳銃を所持していたとして逮捕された男が発砲をほのめかす供述をしていることがわかりました。
5日午後2時20分ごろ、神戸市北区鈴蘭台にある特定抗争指定暴力団・神戸山口組の井上邦雄組長(73)の自宅で複数回の発砲があり、門の付近で複数の弾痕が見つかりました。
警察は、直後に近くの交番に出頭してきた岐阜市の無職の男(49)が回転式拳銃1丁を持っていたことから、銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕しました。
男は「拳銃を所持したことに間違いない」と容疑を認めていて、その後の調べで発砲をほのめかす供述もしているということで、警察が事件との関連を調べています。
警察は男が対立する特定抗争指定暴力団山口組の関係者の可能性があるとみて調べるとともに、山口組と神戸山口組の抗争も視野に捜査しています。