災害に遭った時に役立つ「災害食」をテーマにしたコンテストが神戸市内の中学校で行われ、生徒たちが工夫を凝らしたレシピを披露しました。
神戸市垂水区の市立福田中学校では、2年生が防災学習の一環として、災害が起きた際に備蓄食材を使って自宅や避難所で作れる「災害食レシピ」の開発に取り組みました。
食料や調理法が限られた中で、いかにして栄養があるおいしい料理を作れるのか、各クラスを代表した4つのグループがそのアイデアや味を競いました。
レシピには、神戸の食品会社「ケンミン食品」が生産する「ビーフン」を使用。
生徒たちは、洗い物で使う水の消費量を減らそうと、ポリ袋やハサミなどを活用し、手際よく作業を進めていきました。
その後、防災の専門家や地元の漁師らが、作りやすさや独創性、地産地消などの観点から厳正に審査。
最優秀賞に選ばれたのは、、、身近な保存食も生かした一品、その名も「サバラーメン」です。
生徒たちは、仲間と協力して課題を解決する力を身につけるとともに、防災意識を高めていました。
