日本玩具博物館 人々の愛着垣間見える馬のおもちゃ展

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姫路市の日本玩具博物館で来年の干支「午」にちなんだおもちゃを集めた特別展が開かれています。

2026年の干支「午」は古くから神の使いとされ力強く駆ける姿から「物事が”うま”くいく」などとして縁起物としても親しまれてきました。

姫路市の日本玩具博物館では郷土玩具コレクションの中から来年の干支である「午」に焦点をあて木や土、それに藁などの素材ごとに作られた150点のおもちゃを展示しています。

馬は運輸や農業、信仰などのあらゆる面で人々の暮らしと深いつながりがあることから十二支の中でも多くの造形物が作られ郷土玩具として親しまれてきました。

愛馬を病気から守るための木の馬や子どもが健康に育つよう願いを込めた節句の藁人形など展示されている数々の郷土玩具からは人々が馬に寄せる愛着の深さを感じ取ることが出来ます。

【日本玩具博物館 尾崎織女さん】

「こういうふうに馬をとらえていたんだという楽しみ方がある一方、ずっと助けてくれた動物だから2026年が幸せであるよう願いがこもっているとしてご覧いただければ」

「馬の郷土玩具」の展示は日本玩具博物館で2026年年3月末まで開かれています。

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