日本遺産に認定された「鉱石の道」など地元の名所を自転車で巡る特別な遠足が朝来市で行われました。

この遠足は市制20周年を迎えた朝来市にある歴史的な名所を多くの人に知ってもらおうと企画されました。

2017年に日本遺産に認定された「銀の馬車道」「鉱石の道」は明治時代に生野銀山から飾磨港まで鉱石などを運ぶために作られました。

鉱石の道に位置する朝来市には生野銀山をはじめとする近代化を支えた歴史遺産があります。

参加者たちは、約20キロの道のりを自転車で走りながら、鉱石の道や日本財界で活躍した原六郎が生まれ育った「千年家」などを見学しました。

【参加した人は―】

「自転車だとゆっくり見れるし通ってみて発見がある」

「ちょっと自転車きついけどテレビで見た金庫が見られたからおもしろくて楽しかった」

参加者たちは冬晴れの下で朝来市に息づく歴史を感じていました。