史上最年少で永世竜王の称号を得た藤井聡太六冠が兵庫県姫路市の小学校で将棋で交流し、児童たちが夢のひとときを過ごしました。
700人の黄色い歓声に迎えられ花道をくぐったのは藤井聡太六冠です。
藤井六冠は「第38期竜王戦」で5連覇を達成し、史上最年少にして、永世竜王の資格を獲得。渡辺明九段、羽生善治九段に続き3人目の快挙となりました。
姫路市では、竜王戦七番勝負のうち第5局が行われる予定でしたが、11月13日に藤井六冠が、第4局で4連勝を決めたことから第5局はなくなりました。
そのため姫路市では、藤井六冠を市内各地の名所に招き快挙を祝うイベントなどを企画。
11月27日の姫路城などに続き、28日は、将棋漫画が原作となった映画「3月のライオン」のロケ地にもなった書写山円教寺を拝観しました。続いて、城陽小学校を訪れた藤井六冠は、地元出身の棋士とともに、将棋オセロクラブの児童たちの元へ。
将棋界の大スターとの夢の対局が実現しました。
児童たちの交流で英気を養った藤井六冠。12月に開かれる将棋オールスター東西対抗戦で西軍として出場する予定です。
