豊岡市の城崎温泉で、外湯周辺の乗用車の通行を規制し歩行者専用道路とする社会実験が始まりました。
この社会実験は、城崎温泉街を迂回する県道「桃島バイパス」の完成を見据え、車が減る影響やまちづくりの可能性を探ろうと16日まで行われるものです。
期間中、城崎温泉では、通りがにぎわう夕方から夜を中心に、主要道路の大部分を通行止めとし、歩行者専用道路には、街並みを眺めながら休憩できるベンチやカウンターなどを配置。
外湯巡りや散策など安全に「そぞろ歩き」が楽しめます。
また郊外には、臨時駐車場を開設する他温泉街を循環する無料バスも運行。
観光客らの利用などを呼びかけています。
観光客
「歩きやすいし散策しやすい、お店見たり、川を見たり、歩行者がいっぱいなので、歩行者天国で車が少なくなる方がいいかな」
城崎温泉 交通社会実験実行委員会 西村総一郎さん
「ご宿泊いただいているお客様が安心安全な「そぞろ歩き」について満足度が高くなればいいな。お客様には城崎温泉の価値を 住んでいる皆さんには、城崎温泉の晴れやかな未来像を一緒に実感できれば」
この社会実験は11月16日まで実施されます。
