神戸市垂水区で防災講演 「しあわせ運べるように」作者の臼井真さんが登壇

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30年前に発生した阪神淡路大震災からの復興を願い歌い継がれてきた「しあわせ運べるように」を通して防災について考える講演会が5日、兵庫県神戸市垂水区で開かれました。

この講演会は阪神淡路大震災の記憶や教訓を次の世代に伝えようと垂水消防署などが防災に携わる人を招き毎年開いているものです。

地域住民など、参加者150人が声を合わせ会場に響き渡ったのは阪神淡路大震災からの復興を願い歌い継がれてきた「しあわせ運べるように」震災から30年。

復興を願い神戸で生まれた歌は今では国内外の被災地で大切に歌い継がれています。

また震災当時、小学校の音楽教師で、作詞作曲した臼井真さんが災害への備えや震災の風化防止への思いの他、歌が生まれた経緯について講演。

子どもたちの澄んだ歌声が流れると、震災当時や復興の道のりを思い涙を拭う人の姿も見られました。

参加した人たちは、命の尊さや歌の持つ力を感じながら震災や防災について理解を深めていました。

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