豊岡市出石町では、秋の味覚を堪能できる恒例のイベント、「出石皿そば新そばまつり」が開催されています。

歴史的な建造物が並ぶ豊岡市出石町。

全国から訪れる観光客のお目当ては…「出石皿そば」です。

地元産のそば粉を100％使用した「新そば」は、「採れたて・ひきたて・打ちたて・ゆがきたて」の“4たて”で提供され、香りと風味が際立ちます。

きょうから始まった15回目の開催となる「出石皿そば新そばまつり」。

会場の豊岡市役所出石庁舎前には、職人によるそば打ちの実演が行われ、訪れた観光客らは、秋の味覚の新そばを思い思いに味わっていました。

29日は特別価格として、通常5皿1000円の皿そばが800円で提供され、招待された地元の園児たちも、出来たてのそばをおいしそうに頬張っていました。

出石皿そば協同組合　武田光弘理事長

「きょうは天候にも恵まれて、ことしはいいそばができたと思いますので、皆さんに新そばを楽しんでいただけたらと思います」

イベントは30日も開かれ、2日間で約3000食の皿そばが提供されます。

また、町内のそば店では、12月6日から新そばの販売が始まるということです。