犯人を制圧するための「逮捕術」を競う大会が神戸市で開かれ、警察官たちによる白熱した試合が繰り広げられました。
兵庫県警の逮捕術大会は、警察官が犯人を取り押さえる際の技能を競い合う場として50年以上前から開かれていて、ことしは、県警本部と県内の警察署から合わせて380人が参加しました。
逮捕術は、柔道や剣道などの武術を組み合わせて相手を安全に制圧する警察独自の技術で、大会では、訓練用の警棒や素手で相手に有効打を与えるか、投げ技などによって相手を抑え込むと1本となります。
参加した警察官たちは、警察署や部署ごとのチームに分かれて技を競い合い、日頃の訓練の成果を発揮。
1本が決まる度に、会場からは大きな歓声が上がりました。
県警では、県民の安心と安全を守るため今後も逮捕術の訓練を重ねていきたいとしています。
