「私のしたことに間違いありません」 安倍元首相銃撃事件の初公判で山上被告 起訴事実認める

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2022年、奈良市で安倍晋三元総理大臣が銃撃され死亡した事件で、殺人などの罪に問われている山上徹也被告の裁判員裁判が28日、奈良地裁で始まり、山上被告は起訴内容を認めました。

この裁判は、2022年7月、奈良市の近鉄大和西大寺駅の前で参議院選挙の候補者の応援演説をしていた安倍晋三元総理大臣を手製の銃で撃って殺害したとして山上徹也被告(45)が殺人などの罪に問われているものです。

28日に奈良地裁で開かれた裁判員裁判の初公判で、山上被告は「内容について事実です。

私のしたことに間違いありません。

」と起訴内容を認めました。

冒頭陳述で検察側は、「安倍元首相を襲撃することで旧統一教会の活動自体に社会的注目が集まり批判が高まると考えた」と指摘。

一方弁護側は、「父親の自殺や兄の障害をきっかけに母親が旧統一教会に入信し総額1億円を献金した」とした上で、「山上被告や家族の人生が翻弄さ旧統一教会への復讐心を強めた」と訴えました判決は、2026年1月21日に言い渡されます。

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