親を亡くした子どもたちの進学を支援する「あしなが奨学金」の募金活動が兵庫県内10カ所で行われています。
あしなが育英会が運営する「あしなが奨学金」は、病気や災害などで親が亡くなったり障害を抱えたりした子どもを支援する制度です。
2025年度、全国で約8710万円の寄付が集まりましたが、資金が足りず、兵庫県内の申請者の42%が高校や大学などに進学する奨学金を受けられていません。
毎年春と秋に、全国一斉で募金活動が行われていて、10月18日は、奨学金を活用して学校に通う大学生らが遺児のために支援を呼び掛けました。
あしなが学生募金事務局 山下栞奈さん(がんで父を亡くした)
「みんなが等しく夢のスタートラインに立てるように私たちもまい進してまいりますので、温かい目で見守っていただけたらうれしい」
募金は19日も行われ、あしなが育英会のウェブサイトからも受け付けています。

