小型ポンプや屋内消火栓を使った放水技術の正確さやタイムを競う大会が、西宮市内で開かれ、企業や病院などで組織されている「自衛消防隊」が、日頃の訓練の成果を披露しました。
この大会は、西宮市内の企業や病院などで組織されている自衛消防隊の消防技術や防火意識の向上を目的に開かれているもので、2025年で54回目を迎えます。
大会には西宮市内25の事業所からおよそ60人が参加。
小型ポンプや屋内消火栓を使い、放水技術の正確さや日頃の訓練の成果を披露しました。
このうち、1チーム4人で参加する小型ポンプの部では、防火水槽に見立てた簡易タンクから給水。
障害物を避けながら数十メートルホースをのばし、火災現場を想定した標的に放水し倒すまでのタイムを競いました。
全力疾走の参加者たちは、チームで息の合った連携や手際のよい動きをみせていました。
企業などを代表として大会に参加した人たちは、改めて初期消火の大切さを実感しました。
