2025年8月、神戸市内のマンションで女性が殺害された事件を受け、不審者などから身を守る方法を学んでもらおうときょう、神戸市の女子大学で護身術の講習会が開かれました。
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講習会は、神戸女子大学・短期大学ポートアイランドキャンパスで行われ、学生約30人が参加しました。
講習会では、8月に神戸市中央区のマンションのエレベーターで女性が刺殺された事件を受けてエレベーターの中で不審者と2人きりにならないよう工夫する方法や非常ボタンを押すことの大切さが伝えられました。
その後、学生たちは警察官の指導のもと、護身術に挑戦。
腕をつかまれた時の振りほどき方など、いざという時に自分を守るための動きを身につけました。
参加した学生
「意外とやってみたら自分でほどける瞬間が分かったので、覚えておくことは大事だなと思った」
「今の世の中怖いことも起こるので自分の身は自分で、守らないといけないことがすごく分かったし、護身術を実践できたらいいなと思った」
県警本部 警務部教養課 村山香織警部補
「怖い経験をすると硬直してしまうけれど声を出すとか、捕まれた場合は必死に逃げることを第一に考えてほしい」
講習会ではこの他、刺股を使って不審者の動きを押さえ込む方法やスマートフォンを操作したりイヤホンを装着したまま歩く危険性が伝えられ学生たちは防犯意識を高めていました。
