選挙の仕組みや代理投票について学んでもらおうと、神戸市の特別支援学校で選挙の出前授業が開かれました。
神戸市西区のいぶき明生支援学校で開かれた5月27日の出前授業には、高等部3年の生徒56人が参加しました。
この中で、神戸市選挙管理委員会の職員が選挙の仕組みを説明した後、神戸女子大学の学生による指導の下、模擬選挙に挑戦しました。
生徒たちは、候補者の演説を聞いた上で投票用紙に名前を記入する投票方法を学んだ他、障害がある人などが指さしやうなずくことで立会人に自分の意思を表明する代理投票についても、理解を深めていました。
神戸女子大学 西浦礼華さん
「代理投票だと文字が書けなかったり会話が困難な人にも自分の意思を伝えられる大切な場所だと思うのですごい意味のある制度だなと」
神戸市選挙管理委員会事務局 長谷英昭事務局長
「選挙権を大切に行使していただきたい、一生懸命 啓発活動を進めてまいりたい」
神戸市選挙管理委員会は今後も市内の小中学校などで出前授業を行っていくということです。