スタートアップ企業が地域課題の解決を目指す 兵庫県内で取り組みがスタート

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県内の自治体と情報通信などの分野で成長を遂げているスタートアップ企業が手を組み、地域課題の解決を目指すプロジェクトが始まりました。

「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」は、農業や医療など県内の各自治体が抱える課題を解決するとともに、先進的な技術やアイデアを持つスタートアップ企業を応援しようと始まりました。

3日は、県内外から13の企業が出席し、県をはじめ、加西市や姫路市など5つの市とともにそれぞれの課題の解決策を発表しました。

子育て支援の充実を目指す三木市は、地域住民を「子育てのプロ」に育成するという独自の取り組み。

「子どもの寝かしつけ方」や「あやし方」を科学的な根拠に基づいた教材で指導し、子育てに悩む家庭に派遣するということです。

兵庫県 斎藤元彦知事

「第一歩として三木市出身の「小児スリープコンサルタント」を2~3名育成する。これからスタートする企業に思い切ったアイデアや技術を大胆に活用してもらうことで、社会変革が生み出される可能性が高い」

県は、発表されたアイデアについて、2026年2月ごろまで実証実験を重ね、実用化を目指すということです。

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