驚きの理由で絶滅した生き物たちの、貴重な標本や化石などを紹介する特別展が神戸の博物館で始まりました。
哺乳類の祖先「ディメトロドン」の頭の骨の化石。
絶滅した理由は…背中に生えた「帆」が生きていくには邪魔だったから。
一方こちらは「魚竜」の化石。
餌のイカが不足して絶滅しました。
神戸市中央区の神戸海洋博物館では、シリーズ累計発行部数98万部を超える人気図鑑「わけあって絶滅しました。」をテーマに、貴重な化石や標本模型などおよそ90点を展示しています。
地球に生命が誕生した古生代から人類が登場した新生代まで、それぞれの時代に繁栄し、やがて姿を消した生き物たちの絶滅の理由を、コミカルにわかりやすく紹介しています。
会場には、サメや恐竜の大きさを体感できる展示や、長い時を生き抜いてきたダチョウの卵に触れるコーナーもあり、訪れた人たちは楽しみながら、生き物たちの命のドラマを学んでいました。
この特別展は10月13日まで開かれています。

