【INAC神戸】吉田莉胡がハットトリック、首位キープ

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  • (右)INAC神戸 9吉田莉胡 /(C) WE LEAGUE

  • INAC神戸 19久保田真生 /(C) WE LEAGUE

■「ゴール取れる位置へ」

<WEリーグ第6節>

○INAC神戸 5-1 相模原 /9月15日

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女子プロサッカーWEリーグ、首位のINAC神戸レオネッサは9月15日、アウェイでノジマステラ神奈川相模原と対戦した。

前半7分、成宮唯が相手DFをかわして先制ゴールを決めると、45分には愛川陽菜のスルーパスを受けた吉田莉胡が抜け出し、中央からゴールを決めた。

後半6分に相模原に1点を返されたが、13分、水野蕗奈からパスを受けた吉田が中央からゴールを決め、35分には相手DFのパスミスに乗じてボールを奪った久保田真生が、WEリーグ初ゴールを挙げた。

後半アディショナルタイムには、相手ゴール前の混戦から吉田がこぼれ球を押し込み、ハットトリックを完成。

今シーズン6点目を挙げ、一気に得点ランキングのトップに並んだ。

吉田は試合後、

「味方がボールを持った時とか、チャンスだと思ったらゴールが取れそうな位置に入っていくということは、日頃から言われていることですし、このチームに来てからより意識するようになりました。そういうところからゴールが取れるようになってきたので、継続していきたいなと思います」と語った。

INAC神戸は4連勝。

2試合連続5得点の猛攻を見せ、首位をキープした。

■初G「めっちゃ嬉しい」

今シーズン開幕から全試合出場の久保田は、WEリーグ初ゴールに、

「自分でもめっちゃ嬉しかったですけど、みんなもすごく喜んでくれて本当に嬉しかったです!期待に応えられたというか、ゴールという結果を示せたので良かったです」と語った。

宮本ともみ監督は、

「大量得点はできたものの、本当に課題が多く出たなと思っています。試合の入りとしては、早い時間帯で得点も取れましたし、悪くなかったかと思いますが、自分たちからリズムを崩してしまう場面や後半の立ち上がりでもそこが修正できなかったところは、私自身も反省しています」と振り返った。

INAC神戸は次節(9/21)、ノエビアスタジアム神戸で、2位・三菱重工浦和レッズレディースとの首位攻防戦に臨む(16時キックオフ)。

(浮田信明)

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