絵本作家・長谷川義史さんの原画などを集めた特別展が、尼崎市で開かれています。
ちゃぶ台を囲み、食事をとる親子を描いた、昭和の風情が漂う1枚。
一方こちらは、尼崎の街並みを描いた人情味あふれる作品です。
ことし開館50周年を迎えた尼崎市総合文化センターでは、絵本作家・長谷川義史さんの作品を集めた特別展が開かれています。
長谷川さんは1961年大阪に生まれ、グラフィックデザイナーを経て、これまで150冊以上の絵本を発表してきました。
素朴であたたかみのある作風が人気で、会場には絵本の原画や立体作品など、およそ230点が並んでいます。
また、絵本を手に取って楽しめるコーナーも設けられ、訪れた人たちは、長谷川さんの創作の世界に浸っていました。
この特別展は10月13日まで開かれていて、長谷川さんによる絵本の読み聞かせやサイン会も予定されています。

