兵庫県丹波篠山市の高校の野球部で監督が部員に体罰を行い、指導を外れていたことが、学校への取材でわかりました。
体罰があったのは、丹波篠山市の県立篠山産業高校野球部です。
学校によりますと、7月10日に行われた紅白戦で、長沢宏行監督が部員に対し、不適切な指導があったということです。
後日、学校側が長沢監督に聞き取りを行ったところ、不適切な指導があったと認めたということです。
長沢監督は7月下旬から指導を外れています。
これを受け丹波篠山市の酒井隆明市長は8月26日会見を開き、一連の問題について謝罪しました。
丹波篠山市 酒井隆明市長
「殴ったというようなものではなかった。軽くはたいた感じのものである」
長沢監督は、鹿児島県の神村学園で選抜大会で準優勝に導くなど名将として知られています。

