80回目の「終戦の日」となる8月15日を前に、兵庫県の戦没者を追悼する式典が神戸市内で営まれました。
兵庫県の戦没者追悼式は県内の戦争犠牲者を追悼し、戦争の悲惨な体験や平和への願いを若い世代に継承することを目的に、5年に一度営まれています。
戦後80年となることしの追悼式には、遺族らおよそ300人が参列。
始めに、およそ11万人とされる県内の戦争犠牲者に黙とうが捧げられました。
続いて斎藤知事が「戦争の悲しみや苦しみが繰り返されることがないよう、県民一丸で努力していく」と式辞を述べた後、遺族や若い世代の代表が追悼の言葉を述べました。
参列者たちは戦没者の慰霊塔に花を手向け、平和への願いを新たにしていました。
