兵庫県は7月23日、兵庫県立こども病院に入院していた0歳の女の子の手術で医療事故があったことを明らかにしました。
兵庫県によりますと2025年2月、県立こども病院で、生まれつき食道と気管がつながっている「先天性食道閉鎖症」と診断された0歳の女の子に対して、食道と気管を切り離す手術の際、誤って気管支を損傷させてしまったということです。
女の子は再手術を受け、6月に退院したということです。
また、県立尼崎総合医療センターでも、60代女性への抗がん剤治療に関して、不適切な処置があったことも公表しました。
事故を受け、兵庫県は「安心できる県立病院の実現のため、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

