地元で取れる食材への理解を深めてもらおうと、南あわじ市の小学校で、淡路島の夏の味覚ハモを使った給食が振る舞われました。
南あわじ市では地元の特産品や産業への理解を深めてもらおうと、16日、市内20の小中学校と2つの幼稚園で地元の食材を使った「地産地消」給食が提供されました。
淡路島近海で取れる魚やハモの調理方法を学んだ児童たち。
この後の給食の時間には、ハモの天ぷらの他、和風サラダや淡路島牛乳など地元産の食材を使った料理が提供されました。
「いただきます!」
早速、児童たちは地元の旬の味をおいしそうにほおばっていました。
南あわじ市 教育委員会学校教育課 浜田啓久副課長
「数多くの南あわじ市を代表する食材を、給食を通して子どもたちに知ってほしい。それに関わってくれる、多くの地域の方々の存在に気づいてほしいと、長年取り組んできている。初めてハモを食べたというお子さんもたくさんいました、給食を通した食との出会いを意識してやっていきたい」
南あわじ市は今後も「淡路ビーフ」やサワラといった、地元の食材を使った給食を定期的に提供していきたいとしています。
