まねき食品が「関西峠の釜めし」を姫路駅で販売 関西万博で話題の駅弁

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兵庫県姫路市に本社を置くまねき食品は、大阪・関西万博内で期間限定販売した駅弁「関西峠の釜めし」をJR姫路駅で販売しています。

6月16日から常設展開されているのは、現存する日本最古の駅弁屋の荻野屋と元祖幕ノ内駅弁のまねき食品が共同開発したコラボレーション駅弁「関西峠の釜めし」です。

荻野屋は、1885年創業、群馬県の横川駅の「峠の釜めし」で全国的に有名で、特製の釜は、「お土産釜」としても人気です。

関西峠の釜めしは、荻野屋特製の釜を横川から直送し、姫路市民のソウルフード「えきそば」の出汁でご飯を炊き上げ、地元らしさを表現しました。

関西食材にこだわった具材、瀬戸内マダイのほぐし身、焼アナゴ、マダコ、レンコン、荻野屋の伝統食材でおかずにもフルーツにもなる「あんず」が、丁寧に斜めにレイアウトされています。

別添の漬物も関西風にアレンジされています。

本来うずらの卵のところに、錦糸卵がのっているのも特徴です。

まねき食品の竹田典高社長は、「万博からの発信は、駅弁を海外の人に経験してもらうとともに、日本人には駅弁という伝統文化を知るきっかけにしてほしいから。弁当を食べた後、容器の釜はご飯が炊けるので、SDGsにつながっている。姫路に多くの人が来て、駅弁を味わってほしい」と話しています。

「関西峠の釜めし」は、1980円(税込)で、JR姫路駅構内のまねき食品の売店や万博会場内の店舗で販売していますが、いずれもなくなり次第販売終了です。

また、受注センターで予約を受け付けています。

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