
日本製鉄堺ブレイザーズ提供

SVリーグ男子 最終順位
■“日の丸”背負った2人
男子バレーボールSVリーグ・日本製鉄堺ブレイザーズは6月2日、前サントリーサンバーズ大阪のセッター・大宅真樹(おおや・まさき 30歳)と、前ウルフドッグス名古屋のアウトサイドヒッター・高梨健太(たかなし・けんた 28歳)が入団すると発表した。
大宅は長崎県出身。177㎝。
サントリーの正セッターとして活躍し、今シーズン、チームをSVリーグ男子の初代王者に導いた一方、日本代表としてネーションズリーグなどに出場している。
背番号は「11」。
「これまでの自分を越えたい気持ちと、ブレイザーズというチームで勝ちたい気持ちがあります」とコメントした。
高梨は山形県出身。190㎝。
ウルフドッグスの主力として活躍し、これまで2189総得点を挙げた一方、東京五輪の代表にも選ばれた。
背番号は「7」。
「伝統と歴史あるこのチームでプレーできることを嬉しく思います」とコメントした。
■プレーオフのがす
日鉄堺ブレイザーズは今シーズン、最後までプレーオフ(チャンピオンシップ)出場をめざしたが7位に終わった。
17年間チームに在籍した“レジェンド”松本慶彦、エースのシャロン・バーノン=エバンズ(カナダ)ら5選手が退団し、鵜野幸也が現役引退した。
チームは5月31日、公式ホームページに、
「オフシーズンに戦力補強を行い、来シーズンこそはリーグの頂点争う試合を繰り広げ、さらに多くの皆さまに『また応援に行きたい』と思っていただけるチーム作りに励んでまいります」とシーズン終了の挨拶文を掲載した。
(浮田信明)