日本製鉄堺ブレイザーズ(画像提供:日本製鉄堺ブレイザーズ)
■2試合を生中継
男子バレーボール・SVリーグ6位の日本製鉄堺ブレイザーズ(日鉄堺BZ)は2月15・16の両日、人気の高橋藍(パリ五輪代表)を擁する3位・サントリーサンバーズ大阪をホーム・大浜だいしんアリーナ(堺市)に迎えて対戦する。
SVリーグ初代王者をめざす日鉄堺BZは、1セットあたりのブロック決定本数が「2.17」とリーグ1の“鉄壁”。
エースのシャロン・バーノン=エバンズ(カナダ 206cm)はリーグ4位の561総得点を挙げている。
一方、昨シーズンのV1王者・サントリーは、高橋をはじめ、リーグ3位・626総得点を挙げている218㎝のドミトリー・ムセルスキー(ウクライナ)らの強力アタック陣が脅威だ。
ともに大阪府に本拠地を置くチーム同士とあって、互いに負けられない一戦となる。
サンテレビでは日鉄堺BZ×サントリー戦を、15日(土)は午後4時から、16日(日)は午後1時から生中継する。
解説は両日とも、中垣内祐一(元男子日本代表監督)・佐川翔(日本製鉄堺ブレイザーズOB)の両氏。
■PO争いも過熱
今シーズンからスタートしたSVリーグ男子は各チームがレギュラーシーズン44試合を戦い、上位6チームがプレーオフ(チャンピオンシップ)に進んで優勝を争う。
日鉄堺BZは開幕4連勝したが、そこから10連敗。
しかし直近5試合は5連勝と好調で、黒星先行ながらプレーオフ進出圏内に浮上してきた。
サントリーも年末から2月にかけて9連勝し一気に順位を上げた。
開幕から観客動員数が好調なSVリーグ男子。
これから終盤戦に向かい、いっそう白熱した戦いが続きそうだ。
(浮田信明)