16日午前8時15分ごろ、神戸市北区有野町二郎を流れる有野川で、川の真ん中にある木に引っかかった状態のあおむけで浮かんでいる男性を、捜索中だった県警のヘリコプターが発見しました。男性は80歳ぐらいで既に死亡していて、警察が身元の確認を急いでいます。
警察によりますと、男性は80歳ぐらいで、服を着ていない状態だったということです。
発見当時、有野川は台風7号の影響で増水していました。
14日午後5時40分ごろ、現場から300メートルほど離れた上流で、通りかかった50代の男性から「川に人が流されている」「手が見えた」と警察に通報があり、翌15日から警察と消防が80人体制で捜索。
16日も午前7時から県警のヘリコプターが出動し、捜索を続けていました。
また14日には、現場から直線で8キロ離れた上流に住む82歳の男性の行方が分からないと、男性と別居する長女から通報があったということで、警察が身元の確認を急いでいます。
