「暴力団事務所の撤去は大きな成果」兵庫県警本部長が離任会見

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22日付けで離任する兵庫県警の桐原本部長が会見を開き、特殊詐欺被害の防止に取り組むなどした1年間を振り返りました。

兵庫県警の桐原弘毅本部長は2022年4月に着任し、およそ1年にわたり県警のトップとして組織運営の指揮を執りました。

会見で桐原本部長は、在任中に力を入れたこととして、「特殊詐欺対策」を挙げ、2022年9月に特別捜査隊を発足し、詐欺グループの摘発にも至ったと述べました。
その一方で、被害件数自体は、歯止めがかかっていないとして、今後の課題だとしました。

桐原弘毅本部長
「これまでも考えられるさまざまな特殊詐欺対策を講じてきた」
「さらに成果を上げていくことが課題、兵庫県警と私自身が期待しているところ」

この他、暴力団対策については、「山口組分裂後の対立抗争が7年を超える中、暴力団事務所の撤去が進んだことは大きな成果だった」と述べました。

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